『少年は残酷な弓を射る』

chiSya

2012年09月19日 17:34






最初に注釈。



ネタバレというほどの記事は書いておりませんが

やはり知りたくないという方は読まないで下さい。












今日は、りうぼうホールに映画を観に行きましたよ。


『少年は残酷な弓を射る』

http://shonen-yumi.com/

気にはなっておりましたが、決定打は原作本の帯に

萩尾望都さん絶賛!て書いてあったから。

何度か目にした予告編も煽るものがあったし

こりゃ劇場で観ておくべきかな・・・っと。

112分という、まぁまぁ長編ではございましたが

わたくしは非常に面白く鑑賞させていただきました。





まず目に付くのが、

物語の冒頭、及び、要所要所で使われる鮮烈な赤色。

その赤が象徴する、切っても切れない親子の愛憎は、

現在・過去が交差した中、不愉快に進んでゆきます。

淡々と、憎しみを秘めた目を持つ少年の成長を追う展開は

とりたてて、解り易い起承転結や、大きな盛り上がりもありません。





サスペンスとか、恐怖とかって短絡的な表現ではなく

もっと心理的に不愉快・・・な印象をあたしは受けた。

ただ、そういう作品があたしは凄く好きだから、

ハマりこんで観れましたね。




この作品、実のところ先に原作の小説を読みたかったんですよね、

しかしですよ、まだ文庫になっていないソフトカバー上下巻の金額は

合わせて3,500なんぼ。




通常、衝動買いで書籍を購入する場合は

「ん~、まぁ、ランチを外食したと思って!!」っと

500~1,000円程度の出費でおさえておりますので

いわば、予算オーバー




更に、いすれ文庫本化されるかと思うと、

いまいち躊躇してしまうのですよね~~~~~。

でも読みたいなぁぁぁぁぁ。

帰郷に当たって、荷物がかさ増し!っという事態も見逃せない。

内地に帰ってから買うかなぁ~。



そもそも昨日も浪費しちゃってますし、、、



   






悩ましい。。。




   




ま、



ようするに、面白い映画なので、機会があったら是非!





   

関連記事