最初に注釈。
ネタバレというほどの記事は書いておりませんが
やはり知りたくないという方は読まないで下さい。
今日は、りうぼうホールに映画を観に行きましたよ。
『少年は残酷な弓を射る』
http://shonen-yumi.com/
気にはなっておりましたが、決定打は原作本の帯に
萩尾望都さん絶賛!て書いてあったから。
何度か目にした予告編も煽るものがあったし
こりゃ劇場で観ておくべきかな・・・っと。
112分という、まぁまぁ長編ではございましたが
わたくしは非常に面白く鑑賞させていただきました。
まず目に付くのが、
物語の冒頭、及び、要所要所で使われる鮮烈な赤色。
その赤が象徴する、切っても切れない親子の愛憎は、
現在・過去が交差した中、不愉快に進んでゆきます。
淡々と、憎しみを秘めた目を持つ少年の成長を追う展開は
とりたてて、解り易い起承転結や、大きな盛り上がりもありません。
サスペンスとか、恐怖とかって短絡的な表現ではなく
もっと心理的に不愉快・・・な印象をあたしは受けた。
ただ、そういう作品があたしは凄く好きだから、
ハマりこんで観れましたね。
この作品、実のところ先に原作の小説を読みたかったんですよね、
しかしですよ、まだ文庫になっていないソフトカバー上下巻の金額は
合わせて3,500なんぼ。
通常、衝動買いで書籍を購入する場合は
「ん~、まぁ、ランチを外食したと思って!!」っと
500~1,000円程度の出費でおさえておりますので
いわば、
予算オーバーw
更に、いすれ文庫本化されるかと思うと、
いまいち躊躇してしまうのですよね~~~~~。
でも読みたいなぁぁぁぁぁ。
帰郷に当たって、荷物がかさ増し!っという事態も見逃せない。
内地に帰ってから買うかなぁ~。
そもそも昨日も浪費しちゃってますし、、、
悩ましい。。。
ま、
ようするに、面白い映画なので、機会があったら是非!